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手紙での正しい言葉遣い


電子メールの発展に伴って、最近では手紙やハガキを書く機会も少なくなってきました。ただしその分、贈答品のお礼状、結婚など慶事や不幸があった場合の弔事の報告など、手紙やハガキなどは改まった状況で書かれる事も多いはずです。
直接会ってではなく間接的にコミュニケーションを取る手紙のやり取りでは、敬語など正しい言葉遣いや、季節の挨拶など各状況にふさわしい言葉遣いが要求されるでしょう。ここでは、そんな時に知っておきたい、手紙での正しい言葉遣いについて解説しています。

 

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● 手紙での正しい言葉遣い

 

・頭語と結語

手紙やハガキなど文書を書くのに欠かせない「頭語」と「結語」とは、
「頭語(とうご)」・・・手紙の冒頭に書く手紙特有の挨拶言葉
「結語(けつご)」・・・頭語に対応した結び言葉の事です。
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・前文と末文

「前文」とは、「拝啓」などに代表される「頭語」の次に来る挨拶文の事。主に相手の健康や繁栄を尋ねたり喜んだりする言葉が一般的です。
「末文」とは、手紙を終える結びの文で、こちらもまた相手の健康や繁栄を祈ったり、引き続きの交流をお願いするものです。
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・時候の挨拶 用語集と定型文

「時候の挨拶」とは、その名の通り季節感あふれる時候の語句や慣用句を使った挨拶の事を言い、短く表現した「漢語調」と、話し言葉のような「口語調」とに分類されます。
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・手紙での敬語表現

相手を敬う気持ちを言葉で表現する敬語については、「言葉遣いのマナー」の「正しい敬語の使い方」で説明しました。
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・気をつけたい忌み(いみ)言葉

「忌み言葉」とは、不吉なイメージを連想させる縁起の悪い言葉の事で、結婚式などお祝いの席での使用を避けられるものです。同様に手紙でも、各お祝いやお見舞いなどに不向きとされタブー視される言葉があります。
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・宛名の敬称

手紙の宛名を書く際に、受取人の氏名や会社・団体名と共に書くのが「敬称」です。
敬称は、相手と自分との関係性や相手の社会的地位などを示すもの。
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