組織と呼称
会社組織ではそれぞれ役職が定められています。
社内で、また社外に対してなど、正しい上下関係のルールを守る事がビジネスマナーへと繋がっていきます。ここでは、正しい役職名や呼称について紹介しています。
● 社内ルール
社内での人を呼ぶ際、相手が特に役職についていない場合は年齢にかかわらず、原則「さん付け」で呼ぶ事を意識しましょう。
それに対し、役付きの場合は「○○課長」というように名前の後ろに役職を付けて呼びます。
相手が後輩であれば呼び捨てでも問題ありませんが、いずれにせよ、目上であれ目下であれ、社内の人々には節度を持って、常に丁寧な接し方が出来るように心がけましょう。
※役職を付けて呼ぶ場合は、さんをあえて付ける必要はありません。
○・・・○○課長
×・・・○○課長さん
・主な役職名
民間企業での主な役職は下の通り
(この表は一例です。会社により役職名が変わってくる場合もあります。)
会長 |
取締役社長 |
専務 |
常務 |
監査役/顧問 |
執行役員 |
本部長/事業部長/室長 |
部長 |
次長 |
課長 |
係長 |
主任 |
● 社外ルール
取引先や顧客の方に対して、社内の人を呼ぶ場合は、社内での基本的なルールと少し変わってきます。
ビジネスの現場においては、社外を目上ととらえ敬った言い方に、また社内の人をへりくだる言い方にする必要があります。
・電話の例
【呼び出す相手が役職に付いている場合】
・取引先「○○課長はいらっしゃいますか?」
・社内
「○○はただ今外出しております」(苗字は呼びすて)、または
「課長の○○はただ今外出しております」
【呼び出す相手が役職に付いていない場合】
・取引先「○○さんはいらっしゃいますか?」
・社内
「○○はただ今外出しております」(苗字は呼びすて)、または
「担当の○○はただ今外出しております」