知っておきたい日常のマナーテーブルマナー洋食のマナー>ナプキンの使い方とマナー

ナプキンの使い方とマナー


あなたがレストランや結婚披露宴パーティーなどでテーブルに付く際、様々なカラーの美しい折り方をしたナプキンが最初に目に映るはずです。
そんなナプキンの使い方は、簡単な様で実はあまり分らないという人も少なくないでしょう。
ここではナプキンのマナーについてまとめています。ぜひ参考にして、ワンランクアップのマナーを目指しましょう!

 

スポンサーリンク

● ナプキンの使い方とポイント

・ナプキンの置き方

ナプキンをテーブルから取ったら、少しづらして2つ折りにします。それから、「輪(山になっている側)を手前にして膝の上かお腹の上に置きます。三角に折ったり、広げて使っても大丈夫です。

 

・ナプキンを取るタイミング

ナプキンを取るタイミングはオーダーが済んだ後、食前酒や前菜などを最初にサービス係がテーブルに運んでくる前までが良いでしょう。
上座がある場合はその席の方が最初に取ってから。また、パーティーの席などでは乾杯が済んだ後がベストです。

 

・ナプキンの使い方

2つ折りにしたナプキンを少しめくってナプキンの内側部分を使えば、汚れた部分がきれいに隠れて上品です。

【ナプキンを使うのはこんな時】
・口を拭きたい時…
ソースやドレッシングなどがかかった料理を食べた後、軽く口元を拭きます。
また、ワインなどを飲む前に口元についた料理の油分を拭く時にも使うと、グラスに油分が付いたり、料理の味覚が落ちてしまうのを防いでくれます。
・手を拭きたい時…
ワイングラスの汚れを手で拭った後や、フィンガーボウルなどが用意されている場合は使用後に指先の水を拭く時などに使います。

 

・中座する時は

化粧室に行くなど中座する場合は、ナプキンを軽くたたみ椅子の上か背もたれ、またはテーブルの上に置きます。
汚れなどがある場合は、ナプキンを自然に中に折って、外から見えないようにするのもマナーです。

 

・食事が済んだら

食事が済んだ後は、ナプキンの角同士を合わせないようにして軽くたたんでテーブルの上に置くか、椅子の背もたれにかけると良いでしょう。

 

 

● これだけは注意したい!ナプキンの使い方NG

・ハンカチやティッシュの使用は×

レストランやパーティー会場などでナプキンが用意されているのに使用せず、自分のハンカチやティッシュを使うのは 「このナプキンは汚れていて使えない」と言う意味に取られます。たとえ使わなくても、ハンカチをテーブルの上に置かないようにしましょう。

 

・すすめられてから取らない

お料理が運ばれる前にナプキンは取っておきましょう。
オーダーが済んだ後、話に夢中になってしまっていたり緊張していたりして、ナプキンを取るのを忘れてしまう事のないように!
サービス係りから「ナプキンをお取り下さい」と言われてから取るのは避けたいものです。

 

・ナプキンを乗せたままにしない

食事を始めても、うっかりナプキンをそのままにしていませんか?
口や手を拭くなどして上手にナプキンを使いこなしてこそ本当のマナーだと言えるでしょう。

 

・食後のナプキンはたたまない!

食事が済んで席を立つ際に是非気をつけたいのは、ナプキンをきれいにたたまない事です。これは「料理が美味しくなかった」という意味にあたり失礼です。
くしゃっとテーブルの上においても構いませんが、逆にそれが気になる場合はナプキンの角をあえてずらして軽くたたんでおきましょう。椅子の背もたれにかけてもOKです。

 

【ナプキンを落としてしまったら・・・】

食事中に誤ってナプキンを床に落としてしまっても自分では取らず、サービス係りの人に拾ってもらいましょう。
また、同席している人がナプキンを落とした事に気づいても、気づかない振りをするのがマナー。相手に恥を欠かせないための心遣いです。

 


スポンサーリンク