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和食の種類


「和食(日本料理)」とは、日本の食材を使い日本の国土で独自に発達した料理の事
食材には、海の幸や山の幸がバランスよく使われ、四季折々の旬の素材が取り入れられているのが主な特徴です。
また、1つ1つは少量ずつであるのに反して品目数が多く、味付けや料理法なども多岐に渡ります。その季節ごとの味覚や料理の盛り付けなどを楽しむのも日本料理の良さです。

 

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● 和食の種類と特徴

和食と一言で言ってもその範囲はかなり幅広く、様々な種類に分類されます。 代表的なものを挙げてみました。

 

本膳料理
最も古い歴史を持つ、和食のルーツとされるもの。
会席料理
本膳料理を簡略化し、お酒や宴席に合わせたもの。
懐石料理
禅宗の修行僧が食べた食事を元にしたもの。
袱紗料理
本膳料理を簡素化したもの。
精進料理
僧侶が仏前に供えた供物を下げ食材にしていたのが始まりで、肉類・魚介類は一切使用しない。
普茶料理
中国の影響を受けた精進料理。

 

この他にも「寿司」「そば」「てんぷら」などが、代表的な日本料理としてよく知られています。

 

 

● 会席料理と懐石料理の比較

日本料理の中で最も代表的なものと言えば「会席料理」と「懐石料理」ではないでしょうか。どちらも「かいせきりょうり」と読みます。
では、その違いとは一体なんでしょうか?それぞれの料理の特徴や献立例を挙げてみました。

 

・会席料理

会席料理とは、和食の基本とされる「本膳料理」に、「懐石料理」のアレンジを加えさらに豪華にしたもの。主に結婚式や料亭、旅館などの改まった席で出されるフルコースの「宴会料理」です。
「懐石料理」よりも豪華な品目が多く、旬の食材を使ったお酒に合うメニューが中心です。
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・懐石料理

懐石料理とは、茶事や茶会の席で出される料理で、濃茶の前に軽く食べる食事の事。懐石料理の由来は、かつて禅寺の修行僧が厳しい修行の際、空腹と寒さをしのぐために懐に温石(おんじゃく)を入れて暖めていた事からとされます。

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