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お礼の手紙の基本文例/お礼状

お礼の手紙は、送る時期を逃がさないことが大切です。短い内容でも良いので、お礼をしたい事があった当日から遅くとも2~3日までには出すようにしましょう。万が一遅れてしまった場合は、お詫びの言葉を添えて送ると良いでしょう。
形式にこだわり過ぎたりうまく書こうと意識し過ぎず、自分自身の言葉で感謝の気持ちを表現すると良いでしょう。
お世話になった事の感謝の気持ちと共に、その後の経過や結果の報告も忘れずに。
ただし、全く無関係な内容を書くのは避けた方が良いでしょう。他の用件をお礼状に書くのは用件のついでと取られ、心からの感謝の気持ちが伝わりにくくなるかもしれません。
ここでは、状況別にお礼の手紙の文例を紹介しています。お礼の手紙を書く際は、参考にしてみて下さい。

 

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● お礼の手紙の基本文例

結婚祝いの
お礼

先日はご多用中のところ、私どもの結婚披露宴にご出席いただき誠にありがとうございました。
心温まる御祝辞ならびにご丁寧なお祝いを頂戴し、厚く御礼申し上げます。
頂いたお言葉を常に忘れず、二人で温かい家庭を築いていく所存でございます。
新居での生活もようやく落ち着いて参りました。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいませ。
至らない点も多い私どもですが、
今後とも変わらぬ御指導を賜りますようお願い申し上げます。

出産祝いの
お礼

このたびは、長女の出産にあたり温かいお言葉とお祝いを頂き誠にありがとうございました。
私共にとりまして初めてとなる長女は、平成Ο年Ο月Ο日に○○グラムで誕生しました。
名前は○○○○○○との思いを込めて○○と命名致しました。
おかげさまで、母子ともに健やかに過ごしております。
初めての事で戸惑う事も多い毎日ですが、
共に力を合わせ子育てに奮闘してまいります。
これからも引き続きご指導賜りますよう、お願い申し上げます。

入学祝いの
お礼

このたびは○○(子供の名前)の入学祝いをいただき、
誠にありがとうございました。
頂戴したお祝いで、学校生活に必要な○○を購入する予定にしております。
今後とも親子ともども日々努力を重ねていく所存です。
引き続きご指導賜りますよう、お願い申し上げます。
お盆にはぜひ遊びにいらして下さいませ。
○○(子供の名前)も楽しみにしております。
季節の変わり目ですので、どうぞご自愛くださいませ。
末筆ながら、ご家族の皆様にもよろしくお伝えくださいませ。
取り急ぎ書中にてお礼申し上げます。

卒業祝いの
お礼

このたびは、長女○○(卒業生の名前)の○○学校卒業に際し、
温かいお言葉と丁寧なお心遣いを賜り誠にありがとうございました。
新生活にあたり大切に活用させて頂きたいと存じます。
○○(卒業生の名前)は、この春から○○学校に進学する事となりました。
これも○○様のお励ましによるものと、心よりお礼申し上げます。
まだまだ至らないところも多い○○ですが、
今後ともよろしくご指導のほどお願い申し上げます。
時節柄、ご自愛専一にてご活躍下さいますようお祈り申し上げます。
まずは書面を持ちましてお礼まで。

就職祝いの
お礼

このたびは過分な就職祝いをいただき、誠にありがとうございました。
頂戴しましたお祝いは、新生活に必要な○○の購入に使わせて頂きました。
温かいお心遣い、深く感謝しております。
今後精一杯の努力をして参りますので、引き続きご指導下さいますようお願い致します。
季節の変わり目、くれぐれもご自愛くださいませ。
まずは取り急ぎ書面にてお礼申し上げます。

成人祝いの
お礼

このたびは、成人のお祝いに温かいお言葉と素敵なお祝いの品を頂き、本当にありがとうございました。
大切に使わせて頂きます。
今後は、一人前の大人として恥ずかしくない行動を心がけたいと思っております。
まだまだ未熟者ですのが、引き続きのご指導をよろしくお願い致します。
これからしばらくは寒い日々が続きますので、くれぐれもお体を大切に。

お中元/お歳暮の
お礼
このたびは、お心のこもったお品を頂き誠にありがとうございました。○○様のお心遣いに心より感謝申し上げます。
~いただいた贈り物に対する感想~
今後ともどうぞよろしくお願いします。
まずは、取り急ぎお礼まで。
お見舞いの
お礼

先日はご丁寧なお見舞いを頂き誠にありがとうございました。
○○様の温かい心遣い、大変元気づけられました。
心よりお礼申し上げます。
お陰さまで順調な回復をみせ、来週、退院の運びとなりました。
今後はより健康管理に留意して、皆様のご迷惑とならないように心がけたいと思っております。
改めて退院後に御挨拶に上がります。
○○様におかれましても、くれぐれもご自愛下さいませ。
まずは書面を持ちましてお礼まで。

退院/快気祝いの
お礼

このたび、おかげさまで○月○日に○○病院を無事退院することができました。
入院中は、お見舞いいただいた上に丁寧なお心遣いを賜り誠にありがとうございました。
今後は体調管理を万全に一層精進して参ります。
変わらぬご指導のほどをお願い申し上げます。
心ばかりですが謝意の気持ちをこめ、別便にて快気内祝いをお送りしております。
お受け取りいただければ幸に存じます。
末筆ながらますますの御多幸をお祈り申し上げます。
まずは書中にてお礼を申し上げます。

昇進/栄転祝いの
お礼

おかげさまで、このたび無事に新しい職場に着任いたしました。
転任に際し、温かいお言葉と丁寧なお祝いを頂戴し誠にありがとうございました。
○○在勤中は、公私にわたって大変お世話になりまして厚く御礼申し上げます。
今後は新たな決意のもと、微力ではありますが一層努力して参る所存でございます。
引き続きご指導賜りますようよろしくお願い申し上げます。
末筆ながら皆様のより一層のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
まずは書中にて御礼申し上げます。

長寿祝いの
お礼

このたびは私の還暦に際し、ご丁寧なお心遣いを賜り心より御礼申し上げます。
これまで大過なくこの年を迎えられましたのも、
ひとえに皆様の温かいご支援の賜物と深謝申し上げます。
今後とも末永くお付き合い頂きますようよろしくお願い申し上げます。
皆様のご多幸を心より祈念いたしております。
末筆ながら、書中にて御礼申し上げます。

保証人承諾の
お礼

このたびは不躾なお願いにもかかわらず、
○○の手続きにあたり連帯保証人の申し出をご承諾いただきまして誠にありがとうございました。
○○様の御厚意に対し心より深謝申し上げます。
おかげさまを持ちまして無事に契約も完了し、
新たな事業の展開に向け準備に励んでおります。
今後はより一層仕事に邁進して参る所存でございます。
今後とも引き続きのご指導、よろしくお願い申し上げます。
いずれ改めてご挨拶にお伺いしたいと存じますが、
取り急ぎ書面にて御礼申し上げます。

 

※これらの例文前後には、
頭語と結語・・・「拝啓」「敬具」など
前文と末文・・・「皆様におかれましては」「今後ともご指導のほど」など
時候の挨拶
が入ります。

 

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